【クリア感想】『Marvel’s Spider-Man:Miles Morales』トロコンまで完走した感想!新たなるスパイダーマンの活躍【PS5】

PS5
Marvel's Spider-Man: Miles Morales_20230711121539

お久しぶりです。カレナミンZです

8月後半でまさかの体調不良になってしまいしばらく何もできませんでした・・・

残暑は厳しいですが2023年も残り4ヶ月。ちょっとペースを上げて投稿していきます。

ということで今更ですが7月にトロコンしたスパイダーマンマイルズモラレスの感想を述べていきます。

マーベルはそこまで詳しくないでのすが、スパイダーマンの映画は全部観ています。

概要

『Marvel’s Spider-Man:Miles Morales』はPS4で人気ヒットとなった『Marvel’s Spider-Man』の続編にあたる作品です

発売日2020年11月12日
対応機種PS4・PS5

メタクリティックは2023年9月現在では85点と高評価。

トロコン完了時間は2周目で15時間弱でした。1周10時間以内で終わるのでかなり短めです。

ゲームシステムの感想

スパイダーマンシミュレーターとしては100点満点のクオリティ

アクションは前作から増えてド派手になっています。

マップにある建物はどこでも壁に貼り付けるし縦横無尽に飛び回れます

ウェブ(糸)を発射して空中を自由自在に移動できるアクションは他のゲーム作品にない唯一無二の操作性です。この感覚はアクションゲーマーなら絶対に体験すべきです。

特にPS5版はR2・L2ボタンの振動が本当にウェブを引っ張っている感覚になるようなリアルな振動を起こします。ほんとすごいな。

ロードが爆速でストレスフリーでゲームを遊べます

PS4版はファストラベルするくらいなら自分で移動したほうが早かったのですが、今作はファストトラベルがほぼシームレスに。やっぱPS5すげえや。

探索・ステルス・戦闘は健在

前作同様、オープンワールドゲームならスタンダードな敵拠点でのステルスアクションは健在です。

映画版のスパイダーマンはド派手でヴィランとのタイマンバトルがメインですが、文字通り「蜘蛛」のように壁に這い寄り敵を縛り上げるというスパイダーマンらしい戦いを楽しめます。心なしか今作の敵は索敵能力が上がっているのと数が多い気がしました。固まっているので引き剥がすのが大変でしたね。

再三言いますが、他のオープンワールドのステルスよりも楽しいです。裏を返せば若干簡単に感じるかもしれません。

今作は冬のニューヨークが舞台に。前作と侵入できる拠点が変わっただけでオープンワールド全体の面積は一緒です。グーグルマップで照らし合わせてみましたが、ほぼほぼニューヨークを再現しているみたいですね。いつか聖地巡礼してみたいものだ。

広いマップですが、スパイダーマンの移動がかなり早いのでとても楽です。他のオープンワールドに戻れないのがいい意味での難点。

前作でもあった探索要素。いわゆるマイルズの思い出の品を集める要素なのですが、前作より少なめで探すのが楽でしたね。

街の犯罪イベントが任意で選べるようになった

前作は街をしばらくウロウロしていると発生した犯罪イベント。野生の犯罪者との戦いは今作は任意で発生させることができるようになりました。おかげですぐにコンプリートできましたね。

前作は映画版と同じで警察の通信を傍受して通報を聞いてから現場に駆けつけるという仕様でした。今作はガンケの作ったアプリを通して困っている人のところへ向かうスタンスです。こういう物語とシステムがマッチしているのは個人的に大好物なので良いです。

新要素のヴェノムパワーでヴィランを一網打尽

「ヴェノム」と言われると、シンビオートや映画版の脳みそを啜る黒い生命体を連想させますが、今作は電撃とステルス能力の総称として出てきます。

画像はかなり見づらくて申し訳ないですが、前作にない面白さはここにあります。電撃ばちばちでド派手です。

この電撃が雑魚敵を一掃しやすいこと。最初はとっつきにくいですが、慣れれば無双できます。

マイルズとしてのパートが少なめでテンポがよかった

ここは人によるところなのですが、自分は前作のピーター、MJパートがちょっとテンポ悪いと思っていたので一般人パートは少なめで助かりました。

カメラ機能でNYをブラリ旅。現実にスパイダーマンがいるような感覚になる

カメラ機能があり、どこでも撮影できるのでパシャリとスパイディになりきれます

てことで街で撮った写真をちょっとどうぞ

虚無顔の友達といっしょにパシャリ
オープニングテーマ・エンディングテーマやグラフィティーがイマドキなヒップホップな感じです

トロコン難易度は易しい 高難易度のトロフィーは無かった

特にめんどくさいトロフィーはありませんでした。

強いていうなら2周目クリアのためにムービースキップ不可なところがあった点ですかね。

物語の感想

マイルズの成長物語

前作で蜘蛛に噛まれてスパイダーマンの力を手に入れたマイルズが主人公です。前作からしばらくしてWスパイダーマンとして活躍していたようですね。

ド理系のピーターとはうってかわって、作曲や音楽が趣味なマイルズくん

今作は初代スパイダーマンのピーター・パーカーが恋人MJの仕事の手伝い+休暇でニューヨークを留守にします。その間の治安維持をマイルズが担当することになります。

初めて一人でニューヨークを守ることになりますが、メカニックのガンケと共に頑張っていきます。

イガグリ頭な彼ですが、続編の『スパイダーマン2』では垢抜けたオシャレな髪型になってました。

メインヴィランとの対峙は切ないものでしたね。最終決戦になって回想シーンはにくいですよ。

全作品に共通する「大いなる力には大いなる責任が伴う」という言葉。新作映画になぞらえるならスパイダーマンになった者が直面する絶対に避けられないカノンイベントというものです。

今作のマイルズのお父さんは彼がスパイダーマンになる前に亡くなったので実は今作の「彼女」との別れがカノンイベントだったのかもしれません。

余談ですが、今年映画があった『スパイダーバース』の主人公の発音はマイル「ス」・モラレスなんですよね。名前や見た目がゲーム版と似てますが、物語も生い立ちも全然違います。こっちのマイルスくんもリアルな背の伸び方してましたね。

街の人々も魅力的

サブクエストをクリアしていくとデータベースの人々が登場していきます。スパイダーマンシリーズといえば街の人たちも熱いんですよね。時にスパイダーマンに協力してくれます。ラストシーンのくだりは映画サム・ライミ監督版の『スパイダーマン2』の電車のシーンを彷彿とさせて目頭が熱くなります。

前作に登場したグロリアに恋人ができたりや聴覚にハンディキャップをもっているのヘイリーなど多様なキャラの濃さを感じました。マイルズが手話でやりとりしているのが好きです。

今作のメインヴィランは3Dプリンターが武器

今作の敵組織は「アンダーグラウンド」という若者中心で構成された敵です。

特殊な3Dプリンターで武器や防具を瞬時に生成するというイマドキな戦い方をします。ゲームにも反映されていて、武器を奪ってもすぐに生成してきてます。

前作だと敵の武器を蜘蛛の糸で奪うのがセオリーでしたが対策されていてさすが続編という感じでした。もちろん、アンダーグラウンド以外の野生のマフィアや警備隊にはいつもの戦法が効きます。

フェンスにめり込みとんでもない姿になったアンダーグラウンドくん

アンダーグラウンド以外にも企業の武装警備隊「ロクソン」や指名手配犯「プラウラー」、その他懐かしの面々が登場します。警備兵は前作のセーブルに近い戦闘でこっちの能力を封じるので厄介でした。

プラウラーはファンや『スパイダーバース』を観た人は正体すぐわかると思います。悲しいかなプラウラーはそこまで強く無かった印象です。年かな。

スパイダーマンのヴィランってシンプルな奴から気を衒った特殊なやつまで多種多様ですよね。個人的にサムライミ版に登場したミステリオの戦い方が好きです。

気になる点

いかなる良ゲーであっても気になる点はあるもの

とはいえ、他のゲームに比べたら気になったり不満な点は少なかったです。バグもそこまでなかったです。仕様だと思いますが、上記の画像のようにR3のスキャンをしてからずっと救命士さんが緑色になることはありました。

ちなみに前作ではピーターが瞬間移動して壁にめり込むバグを発見しました。再現性は薄かったですが。

メインストーリーのボリュームが少ない

新品の値段も一般的なフルプライスの作品に比べてたら安めなのでこれが適当なのかもしれませんね。

とはいえ10月発売のスパイダーマン2に向けて準備するなら適切なボリュームだと思います。トロコンもそこまで苦しくなかったです。

ムービースキップ不可のイベントが前作より多め

2周目はムービースキップを駆使してプレイしたのですが、前作よりスキップ不可のイベントが増えた印象でした。サクサクとプレイできなかった点は残念でした。

ガジェットアクションが少なめに

ヴェノムアクションが豊富な分、前作でお世話になったびっくりメカ系は4種類に減りました。一応、強化すれば前作のガジェットの力も再現されています。

設定的には、前作のド理系スパイダーマンと違って今作のマイルズは師匠のガジェットをそこまで継承されていないのとヴェノム系に特化しているから扱いきれていないのかなという解釈にしています。

最後に

現状で最新のスパイダーマンゲーは『スパイダーマン』か『マイルズ』の2作品。時間があるなら順番にやるも良し。時間がなくてストーリーとか気にしないなら『マイルズ』が短くてオススメです。

オープンワールドとしてはかなりボリュームは少ないですが、現実に近い世界でマーベルコミックのアクションができるならファンでもそうでなくても楽しめる作品だと思います。ぜひに手に取ってみてください!続編も楽しみですね!

では、さいならー

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