こんにちは!夏は暑いです
はてさて、6月にはFF16が発売されて無事にトロコンできました。いやぁ、よかった。
そして来年にはFF14の新パッチ『黄金の遺産』がリリースされます!
自分は「FF12」「FF14」「FF零式」が好きですが、他のシリーズを実はそこまで遊んだことはありません。ディシディアやネットミームなんかでうっすらはわかるんですけどね。
ということでなんやかんやファミコン世代のFFをやったことがないので初代FF1から遊んでみようシリーズを勝手に始めます!
トロコン&クリア時間
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クリア時間は10時間です。
トロコンはモンスター図鑑と宝箱100%取得がやや面倒でしたがそこまで難しくなかったです。
ネットで調べたらデスマシーンの出現が時間がかかるとのことでした。自分は30分弱で会えました。
作品概要
発売日 | 対応機種 |
1987年12月18日 | ファミリーコンピュータ |
2021年7月29日 | Switch,PS4, スマートフォン,Amazon,Steam |
ディレクターの坂口博信氏らスクウェアAチームが手がけた『FF』シリーズの原点。
ちなみにファンタジー系コマンドRPGの双璧をなす『ドラゴンクエスト』は1986年5月27日発売。今はスクウェア・エニックスとして会社が同じでFFもドラクエもコラボしたり仲良しですが、昔はスクウェアとエニックスは別会社なんですよね。
発売したときの社会情勢を調べました。バブル景気が始まったり、有明コロシアムが完成したり、おニャン子クラブが解散した年だそうです。尾崎豊氏の曲が流行ったのもこの時代。この時期に生まれた子供は「キレる17歳世代」と言われたりします。この頃に小学生だった人は今は40代後半です。
自分はこの世代ではないので、よくわかりませんが日本が盛り上がってきた時代だったのかなぁと。このあと数年後バブルが弾けて日本は少しずつ大変になっていきます。
あらすじ
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4つのクリスタルによって均衡を保たれていた世界は暗黒に包まれていた。
「この世 暗黒に染まりし時 4人の光の戦士現れん」という予言を信じていた人々は光の戦士の出現を待ち望んでいた。
そこに4つのクリスタルを手にした四人の戦士がコーネリア城に現れる。
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コーネリア城では王国騎士ガーランドがセーラ姫をさらう事件が発生。
王女を助ける任務を受けます。
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ガーランドを倒し、セーラ姫を救った戦士たちは失われたクリスタルの輝きを取り戻す旅に出るのであった・・・。
最初のクエストクリア後にオープニングは熱い
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特にチュートリアルもなく、言われるがままにガーランドを討伐。光の戦士として旅にでるためにコーネリア城を後にした主人公一行。夜が明け、小さくなっていくコーネリア城。FFシリーズのテーマソングと共にこの1枚、こりゃあゲーム史に残るなぁ。
ファミコン版だとタイトルロゴがドーンと出るようです。
『ディシディア』のエンディングでみたことある!!!となりました。
システム
ジョブシステム
初代からプレイヤーは任意で光の戦士のジョブという戦闘スタイルを決めることができます。
記念すべき初代は6ジョブ。
下級職 | 上級職 | 特徴 |
戦士 | ナイト | 白魔法が使える 攻守ともに強い |
モンク | スーパーモンク | 高火力 装備をつけない方が強い |
シーフ | 忍者 | 黒魔法が使える 素早い |
赤魔術士 | 赤魔導士 | 白魔法と黒魔法を両立できる 近接装備も強力 |
黒魔術士 | 黒魔道士 | 黒魔法特化 範囲攻撃が豊か |
白魔術士 | 白魔道士 | 白魔法特化 |
クリア時のパーティ
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自分は戦士・モンク・黒魔道士・白魔道士の安定メンバーでクリアしました
感想
主人公4人の個性は自分で決める
4人の背景設定はほとんど語られません。
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また、パッケージやディシディアでFF1代表になっているイケメンなキャラクターは本編には出てきません。もしかしたら光の戦士のうちの一人のイメージなのかな。天野さんのイラストはミステリアスで素敵です。
ファミコンやゲームボーイのような8ビット調のゲームはキャラクターの情報が少ないです。だからこそ、光の戦士一人一人の物語を自分で想像することができます。そこにプレイヤーの解釈が無数に存在し、想像力を駆り立てるのは当時の醍醐味だったのかなと思います。
クリアも10時間前後でできる分量ですので、何周もできますよね。
クリスタル、飛空艇、ループもの、そしてSF要素は最初から確立
FFといえば剣と魔法のRPGの代名詞の一つのになっています。また、古代人が生きていた頃は科学技術の発展したSFな世界観だったというのもかなりオシャレ。「FF7」はサイバーパンク、「FF6」はスチームパンクな感じ、「FF10」はアジアな世界観ですし意外と「FFらしさ」というのは何でもありなのかもしれませんね。
まさか時間ループの内容もあったとは思わなかったです。
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ドット絵で抽象化されていますが、退廃的な世界観もしっかりあります。映像化されたらどうなるんだろう。あのキャラは立ち絵だったらどんな顔、声だろうという想像はいいものです。
初代ということで戦闘システムはシンプル
![](https://karenaminblog.com/wp-content/uploads/2023/08/FINAL-FANTASY_20230728213521-1024x576.jpg)
遊んでいてやはりシンプルなゲームだなぁと。ただ、ドラクエのスライムのようなコミカルな敵と違ってやや写実的なモンスターが多いので緊迫感はあります。
近接ジョブは基本「たたかう」連打が基本になります。特にアビリティもないのでシンプルなつくり。場合によってアイテムで回復も担います。
黒魔道士は単体ボス戦は攻撃力アップの「ストライ」を味方に付与するバッファー、白魔道士はケアル系連打になってRPGらしくなります。
敵の状態異常が強力な印象でした。特に毒はしんどかったです。
とはいっても、中盤まではギルが足りなくてアイテムを買えない状況が続いて全滅は一回しました。
アイテムさえ買えればかなり楽になりました。
ピクセルリマスターではかなり遊びやすいですが、当時のレベルデザインだと難易度は高めだったようです。
次になにをしたらいいかはわからないのは現代ゲームの親切さを浮き彫りにした
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正直、初見で遊んだ時はストーリーは次に何をしていいかわからなかったです。町の人や近所のダンジョンに寄るとヒントを知ることができます。
カレナミンが子供の頃もゲームボーイアドバンスのゲームでも不親切な作りのゲームは多々あってしらみつぶしにいろんな方法を試したり、攻略本を買ったりしていましたね。
多くを語らないつくりというのは容量自体少なかったからこそ、一つの手段だったのかもしれません。
現代のゲームはマーカーで次の目的地や行動目標があるものが多いです。むしろ今の方が親切すぎるのかもしれませんね。
今は趣味が多様化し、時間を取られることを嫌がるユーザーが増えたのかもしれません。実際、後述しますが倍速モードは非常に助かりました。
ファミコンが流行っていた頃は一つのゲームに腰を据えて遊べたからこそ難易度も高めに設定されていたのかもですね。
ピクセルリマスター版の感想
倍速モードが楽
戦闘速度が倍になるモードがあるので非常に楽です。逆に倍速モードじゃなかったらテンポはゆっくりめです。
歴代のリメイクにあった追加要素はなし。あくまでファミコン版のリマスター
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時間の都合もあって攻略サイトを覗いていたのですが、どうやら今までのリメイクにあった追加要素はないみたいです。
他のリメイクなら追加ダンジョンや「FF3」のボスと戦えるようですね。
本当にファミコン版のリメイクってだけなので今までに遊んだことがある人からしたら物足りないかもです。
まとめ:当時の感動を追体験できる作品でした
ファミコン世代でもなければ、今までのリメイクに触れてこなかったので良い機会でした。
多くを語らず、プレイヤーに委ねる姿勢は容量の少ないファミコンならではの工夫。抽象化されたドット絵で描かれる世界はプレイヤーに想像力を掻き立てるものとなっていました。
剣と魔法とSFの要素を初代で確立し、このゲームのあと2023年まで続くシリーズになるんですよと当時の人に言いたい。
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