【月の異名】月の異名の由来【覚え方を紹介します】

雑談

こんにちはカレナミンZです!

日本の気候の特徴といえば四季があること

今日はゲームとはかけ離れた月の異名の由来をつらつらと説明します

実は昔は各季節に対応する月が明確に決まっていました

旧暦は1月スタートの3ヶ月刻み!

旧暦は1月から春を基準に3ヶ月刻みで季節が変わっていきます

1月2月3月
4月5月6月
7月8月9月
10月11月12月

春の暦 1月〜3月

1月 睦月(むつき)

1月は1年の始まり

また1年間、仲「睦」まじくよろしくお願いしますという意味を込められているとされています

いきなり1月が「春」なのはとっつきにくいですよね

ただ、お正月のテレビのCMで「新春セール」だったり「新春シャンソンショー」という早口言葉があるように1月1日は最初の春なので新春と言われていたりします

2月 如月(きさらぎ)

寒いので着(き)物を更(さら)に着(き)ることから略して如月と言われています

また、中国での2月の異名が「如月」というダブルミーニングにもなっています

日本語の一つ漢字には中国からもらった「音読み」と日本語で通じるようにした「訓読み」が混在しています。ダブルミーニングにしやすい広がりを持たせられますね!

3月 弥生(やよい)

弥という字は「いよいよ」という意味があります

春になり「いよいよ草木が生えてくる」という意味が込められています

夏の暦 4月〜6月

4月 卯月(うづき)

卯といえばうさぎ。干支は子丑寅、卯・・・!

うさぎは4番目という意味があるんですね

5月 皐月(さつき)

5月は田植えを始める時期です

早苗(さなえ)を植える月だから略して「さつき」となったみたいですね

ちなみにジブリ映画の『となりのトロロ』の主人公の名前も「さつき」ちゃんです

妹の「めい」は英語では5月を表す「May」になっていたりします

6月 水無月(みなづき)

早苗を植えてから本格的に田んぼに水を引きます

また、天候も梅雨になって水にまつわる月だから水無月です

「無」があるのは当て字説が有力ですね

秋の暦 7月〜9月

7月 文月(ふみつき)

短冊に文章が上手になりますようにという願いを込めていたみたいです

俳句では「七夕」「天の川」の季節は秋ですので気をつけましょう

入試問題や定期テストでは引っ掛け問題で出したくなりますね

8月 葉月(はづき)

葉っぱが生い茂る季節だから 

非常にシンプル!

「は」ちがつは、「は」づき

みたいな語呂合わせでも覚えられます

猛暑の時期なのに秋っていうのもややこしや

9月 長月(ながつき)

夜がどんどん長くなってくるので「長月」

秋の異名は覚えやすいですね

冬の暦 10月〜12月

10月 神無月(かんなづき)

出雲大社での祭りで全国の神様が居なくなるから「神無し月」という説があります

神奈川県の漢字とちょっと違うので要注意です

11月 霜月(しもつき)

寒なってきて霜が降りるから

こちらもシンプルです

「神無月」の「神」を「上(かみ)」と捉えると

11月は「下(しも)」とセットで覚えられます

12月 師走(しわす)

師匠、当時の僧が大晦日や大掃除、1月の行事に向けて慌ただしく走り回っている姿からこの名前になったみたいです

昔から忙しい様子っていうのは変わらないんですね

まとめ

いかがだったでしょうか

当時の人たちはその時期の気候や行事を元に月の異名をつけていたことがわかりますね

気合いと根性と語呂合わせで覚えるのも良いですけど

語源から覚えてみるのも「をかし」なものです

季節を感じながら旅にでるものいかがでしょう

ゲームのキャラの名前をつけるときに悩んだときは、

私はその月の異名をつけることがあります

ぜひ皆さんも参考にしてみてくださいね!

では、さいなら〜


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