十三機兵防衛圏 クリア感想

十三機兵防衛圏 - PS4

十三機兵防衛圏 – PS4

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: アトラス
  • 発売日: 2019/11/28
  • メディア: Video Game
 
十三機兵防衛圏を買いました
個人的に初のアドベンチャーゲーム。どうなるやらと思いましたがクリアし、初のトロコン。
 
 
1980年代の架空の日本に「D」と呼ばれる怪獣が出現。
様々な時代からやってきた高校生と共に鞍部十郎(くらべじゅうろう)たち13人は機兵と呼ばれるロボットに乗るところから始まります。
 
ゲームは3つのパートに分かれて進行します。
 
追想編
横スクロールのアドベンチャーパート。基本的に怪獣が現れる前の物語。
5つの時代を行き来し、なぜ怪獣が現れたのか、少年少女がなぜ機兵で戦うことになったのかの追体験をします。
13人の主人公をそれぞれ選んでプレイし街を探索するシステム。
 
崩壊編
冒頭の怪獣が現れてからの物語。タワーディフェンスゲーム風のシミュレーションパート。押し寄せる怪獣からミサイルや格闘コマンドで戦うリアルタイムなスパロボって印象です。
 
究明編
世界設定や専門用語をじっくり見ることができるアーカイブ。この手のシステムってクリア後に見られるのが常識でしたが、ストーリー進行の間にも見ることができて時系列を整頓することができます。
 
13人の主人公
鞍部十郎 第二世代機兵
1985年の学校に通う高校生。友人の柴くんに借りたSFビデオを見ることが日課。毎晩不思議な夢をみる。薬師寺からは和泉と呼ばれる。
イマドキなクール系の主人公ですね。
崩壊編ではデコイやデバフミサイルなどの支援やアーマー無視の攻撃もできる第二世代機兵を操ります。ラストバトル限定の最強スキル持ち。彼のスキルのおかげで激アツな防衛戦になるはず。ぜひ30レベにしましょう。
 
冬坂五百里 第二世代機兵
鞍部のクラスメイト。平均的な成績なごく普通の高校生。鞍部同様、不思議な夢に悩まされて不眠気味。メインヒロインっぽくてそうでもない。でも一途な王道ヒロイン。
ストーリーにはあまり巻き込まれないものの、かなーりキーキャラクター。冬坂というキャラ自体が重要。無敵の女子高生はロボットも乗れます。
 
網口愁 第四世代機兵
鞍部のクラスメイト。一言で言うならチャラ男。テレビからアイドルが話しかけて困惑する。遊んでて一番切なくなるストーリーです。
シールドや機雷系を操る飛行タイプ。
 
薬師寺恵 第四世代機兵
鞍部の同級生。実は未来人。黒髪ロングメガネ、鞍部家の居候で料理が上手いという絵に描いたヒロイン。記憶喪失になった鞍部をたすけるためしゃべる猫「しっぽ」と契約を結ぶ。
ストーリーとしては機兵に乗るきっかけがわかるもの。
 
比治山隆俊 第一世代機兵
1944年の日本からやってきた少年兵。三浦の上官にあたる。焼きそばパン大好き男。本人はいたって真面目ですが、ギャグ要素多めな物語です。
戦隊ヒーローものを彷彿させる物語です。沖野くんに振り回され、惑わされる比治山にはニヤニヤします。
 
鷹宮由貴 第四世代機兵
スケバン少女。スパイ任務を受け、学校で起きた事件の推理を行う。親友南を助けるためにも・・・。
なっちゃんとの友情の物語。
 
関ヶ原瑛 第一世代機兵
目が覚めたらとなりには女性の死体・・・。そして記憶のない自分自身。追ってくる黒服・・・。未来人。
ダークヒーロー的な物語。様々なストーリーに関わる重要人物。
 
南奈津乃 第三世代機兵
オカルトマニアな陸上部。BJと呼ばれるロボットと出会い、時間旅行がはじまる。
ひねりのないまっすぐな物語。巻き込まれ系の素質あり。
 
三浦慶太郎 第三世代機兵
1944年の過去からやってきた。南に匿われ暮らしている。幼馴染の鞍部玉緒と妹千尋を心配して過去も戻ろうとする。
彼の物語を通して2187年のできごとが少しわかる。
 
如月兎美 第三世代機兵
実は未来人。歌ってみた動画を投稿する女子高生。このキャラも超重要。他の物語によく登場する。敷島重厚の謎、世界設定がよくわかる。
 
緒方稔二 第一世代機兵
リーゼントの少年。ループものの物語展開となっています。
戦闘が強すぎてお世話になったキャラ。デモリッシュブレードの強化は忘れずに。
 
東雲諒子
包帯まみれの薄幸の美女。薬を飲まないと頭痛が止まらなくなる。凶悪犯426を追うこととなる。
話を進めることで鞍部たちの不思議な夢の秘密が明らかになります。
 
郷登蓮也
様々な時代に現れる少年。機兵乗りたちのリーダー的存在。彼以外のストーリーを80%クリアすると話を進められる。
最後のピースを埋めるように物語の根幹となる謎が明らかになります。
 
総評
伏線がすごい。そしてミスリードが多数あり完全に騙されましたね。謎が謎を呼ぶ展開ですが、その謎が解けた瞬間に様々なモヤモヤが晴れます。
そして鬱展開もそれほどなく、全部ひっくるめると王道SFって感じでした。「おっ、この展開のお約束はこれやな」と思ったら「ちゃうんかい!!」って場面も何回かあって楽しかったです。ただオチがやや強引というかなんというか、人を選ぶものではあるなぁと思いました。
ともあれ昨今ネタバレがあらゆるとこに転がってる中、初見で遊んでほんとに良かったです。
崩壊編の戦闘も満足でした。ラストバトルはタイトル回収よろしく真の防衛戦って感じでした。この戦闘システムもストーリーに関わるのでそれがわかったときは鳥肌モノ。
トロコンも楽チンです。ちょっと意識さえすればなんとかなります。
残念な点は値段。ちと高いですね。自分で動かせるノベルゲームと思えばお釣りがでるかも。小説版がでたら絶対買いますね。
 
続編が出るなら別のシステムになるのかなぁ
 
では、さいなら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました